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連載その9 〜 2泊3日の球蹴り旅行に行ってきます
 
最後の練習、チームの雰囲気は明るい

 8月22日、体育館にて最後の練習。ブラジルでの短期修業から帰国したヒロコーチの指導の下、これまでの練習を確認にしつつ、ボールを使ったメニューを連鎖的に消化していった。
 重点が置かれているように思えたのは、攻守の切り替え。奪われたら寄せる。奪い返したら素早くボールを動かして、人は次なるスペースへと入っていく。コーチからは、本番では球際の激しさ、執着心、集中力が差を生み出すというアドバイスがあった。
 熱気が抜けにくい体育館。汗だくになりながら動き続ける。いつもよりも運動量の多いメニューは、狙いがあってのコンディション作りの一環。ダウンを行う際、コーチは「今日、明日で体を動かし、木曜、金曜はしっかり休養を取り、本番に備えよう」と話し、練習を締めくくった。平日の夜だけに参加できなかったメンバーも何人かいたが、チームの雰囲気は落ち着いたもの。やるだけやったし、時間ももうないしという、いい意味の開き直りなのか。大会が目前に近づいてきたワクワク感が緊張感に勝っているといった感じだ。

 
今回の大会のざっくりとした概要
 大会の会場となるのは、群馬県嬬恋村のパラギ高原にあるグリーンヒルサッカービレッジ。全18チームが参加予定で、それを9チームずつ2ブロックに分けた上で、各3チームの6グループに分割。総当たりの予選リーグを戦い、各グループの優勝チームがA決勝リーグを、各2位がB決勝リーグを、各3位がC決勝リーグ進み、それぞれのブロックの最終順位を出すという方式で行われる。
 初日の土曜日が予選リーグ2試合、二日目の日曜日が決勝リーグの2試合。参加チームはもれなく、25分前後半を4試合戦うことに。前年大会の上位チームのホームページをこそっと覗いてみたら、元選手権出場選手もいたりして相当手ごわい相手が出てくる模様。教室チームはどこまで行けるのか。ちなみに、O-30の定義はピッチ上に7人以上、30歳を越えた選手がプレーしていること。言い換えれば、3人までなら10代、20代もプレーできるってこと。ちなみに、僕らのチームは20代はひとりだけ。むむ。
 
最後に少しだけ個人的な話を

 4月2日の初練習から4ヶ月とちょっと。高校サッカー部との練習試合が雨で流れてしまったのは、今、思い返しても残念でしかたないが、あっという間の時間だった。コーチの指導を受けながら、一からチーム作りに参加する。4年前、新宿のビルの屋上で初めて「大人のためのサッカー教室」に顔を出した時には思いもしなかった展開だ。
 残暑厳しい初秋の夜、軽い気持ちでインサイドキックの蹴り方を習いに行って、そのまま週1回(多い頃は週に3、4回)は確実に参加して。フルコートでの試合を体験し、ますますハマってしまって、知り合った仲間と草サッカーチームを作ったりもして。徐々にボールが遠くへ飛ぶようになり、大人になってもきちんと教わり、練習すれば伸びていくってことが身をもって体感できて。蹴り始めなければ出会うことのなかった人たちと仲良くなって。ついにはドイツでワールドカップを楽しみながら、草サッカーまでやっちゃって。学生時代には無縁だった団体競技。それもはっきりとしたレギュラー争いのあるチームに加わろうとは……。完全に教室育ちのプレイヤーである自分が、部活経験者も多いであろう外の大会でどこまでやれるのか。真剣に楽しんできたいと思います。
 みんな、がんばろーねー。

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